名古屋の税理士奮闘記

名古屋で税理士事務所を開業。多くの人と交流を深めていきたいと思います。

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相続税と贈与税その2

 前回の続きの相続税と贈与税についてです。一般に110万円以内の贈与をすると贈与税がかからないので財産を無税で移転させれますし、相続財産も減らせ相続税の節税にもなるといわれますが不十分なケースもあります。

例}現在父に4億の財産(現金のみ)があるとします。息子一人だけが法定相続人です。基礎控除は6千万円になります。現在父が60歳で息子が30歳とします。男性の平均寿命がおよそ80歳なので20年後に相続が発生すると仮定します。
(説明をわかりやすくするためその他の規定は無いものとします)

?毎年100万円を贈与した場合
  贈与税
   1,000,000円?1,100,000円<0
    ∴毎年基礎控除以下なので20年間贈与税はなし。
   1,000,000円×20年=20,000,000円
    ∴20年間で20,000,000円を贈与。

  相続税
   400,000,000円?20,000,000円?60,000,000円(相続税の基礎控除)=
   320,000,000円
   320,000,000円×50%(相続税率)=160,000,000円
    ∴160,000,000円の相続税を納付

   贈与税額+相続税額=160,000,000円

?毎年610万円を贈与した場合
   贈与税
   (6,100,000円?1,100,000円)×30%(贈与税率)?650,000円(贈与税の控除額)=
   850,000円
   850,000×20年=17,000,000円
    ∴20年間で17,000,000円の贈与税を納付

   6,100,000×20年=122,000,000円
    ∴20年間で122,000,000円を贈与
   
  相続税
   400,000,000?122,000,000円?60,000,000円=218,000,000円
   218,000,000円×40%(相続税率)?17,000,000円(相続税の控除額)=
   70,200,000円
    ∴70,200,000円の相続税を納付

   贈与税額+相続税額=87,200,000円

このように毎年贈与する金額が異なるだけで、最終的に国に収める税金に違いがでます。この場合、贈与を610万円した方が、7000万円近く納税を抑えることができます。

 贈与税を毎年支払うことに抵抗があるため110万円以下の贈与の方が使いやすいと思います。しかし相続のことまで考えると贈与税を支払ってでも贈与した方が財産を残すことができます。これは相続税と贈与税の税率の違いに着目し、税率の高い相続財産を減らす節税方法です。当然相続開始がいつになるかはわかりませんが、基礎控除額以下の贈与が必ずしも得となるわけではありません。このほかにも節税方法はいくつもあります。今回は2千万の贈与がありましたが何もしないとさらに多くの
相続税を国に納付しなければなりません。相続税対策を何もされていない方は是非お近くの税理士にご相談下さい。

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テーマ:会計・税務 / 税理士 - ジャンル:ビジネス

  1. 2006/08/19(土) 00:22:43|
  2. 税理士業務
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  4. | コメント:0
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